![](https://papa-gambaru.com/wp-content/uploads/2021/04/トップ用-1024x682.jpg)
今回は、様々な場所で活躍しているポータブル電源を紹介します。
僕がポータブル電源を購入したきっかけは、モバイルバッテリーでは物足りなくなったからです。
モバイルバッテリーは、スマホ、ノートPC、小型扇風機など、様々なアイテムを充電したり動かしたりできる優れものです。
しかし、小さい分容量が足りなくて不満を感じることもありました。
そこで、ポータブル電源の購入を考えました。
ですが、ポータブル電源といっても種類がたくさんあります。
安いもので1万円ぐらい、高いものでは数十万円にもなります。
高いものは当然性能も高く、利用範囲も大きく魅力的になります。
ポータブル電源の利用目的は、どんなものがあるでしょうか。
目的に合ったポータブル電源を考える
まずは、自分が「どんなシーン」で、「なにを動かしたいか」を考えました。
使用シーン | 使用機器 |
---|---|
・停電時 ・災害時 | ・LED照明 ・スマホ充電 ・扇風機 ・電気毛布 ・家電 |
・釣り ・車中泊 ・キャンプ ・バーベキュー ・マリンスポーツ | ・LED照明 ・スマホ充電 ・扇風機 ・ワイヤレススピーカー ・ポータブル冷蔵庫 ・電気毛布 |
・運動会 ・海水浴 ・プール ・花火大会 ・お花見 | ・LED照明 ・スマホ充電 ・扇風機 ・ワイヤレススピーカー ・ポータブル冷蔵庫 ・ポータブルシャワー |
表にまとめてみると分かりやすいですね。
停電時や災害時などの電源供給は、家電を動かすために大容量のポータブル電源もしくは発電機が必要になりそうです。
今回はポータブル電源初心者ということで、停電時や災害時などの電源供給については次回の課題とします。
趣味や行事などの電源供給は、消費電力が少ないものが多いので、小型のポータブル電源で対応できそうです。
しかし、電気毛布やポータブル冷蔵庫などは、消費電力が大きそうなので小型のポータブル電源で対応できるか確認する必要がありそうですね。
ポータブル電源 suaoki s270 紹介
僕が購入したポータブル電源は、
アマゾンや楽天で評価が高い ポータブル電源「suaoki s270」です。
![](https://papa-gambaru.com/wp-content/uploads/2021/03/s270紹介-1024x709.jpg)
suaokiは2015年に誕生したブランドです。
「ポータブル電源」「太陽光発電機器」などの生産・販売を専門に行っている会社で、日本や欧米でも高い評価を得ています。
「suaoki s270」の紹介をします。
![](https://papa-gambaru.com/wp-content/uploads/2021/03/セット内容-1024x1024.jpg)
suaoki s270のセット内容です。
本体は厚いクッション材で保護されて梱包してあります。
感謝カードが入っているのは心が温まります。
購入日より2年間の保証付きです。
![](https://papa-gambaru.com/wp-content/uploads/2021/03/製品サイズ-1017x1024.jpg)
suaoki s270本体のサイズと重量です。
サイズが数字のみだと分かりずらいので、ティッシュBOXを並べました。
こんなに小さくて軽いのに大容量なのはすごいです。
![](https://papa-gambaru.com/wp-content/uploads/2021/03/製品概要-1022x1024.jpg)
suaoki s270の概要です。
USB出力ポートが4個
DC出力ポートが4個
AC出力ポートが2個
本体側面にはLEDライト
suaoki s270は小さいのに多彩な出力を備えている優れものです。
本体の充電は3つの方法があり、場所を限定せずに充電できます。
「ACコンセント充電」
「DCシガーソケット充電」
「ソーラー充電」
![](https://papa-gambaru.com/wp-content/uploads/2021/03/取扱説明書-975x1024.jpg)
suaoki s270の取扱説明書です。
6か国語対応の取扱説明書でした。
写真は日本語のページです。
多言語で翻訳された説明書は、和訳がおかしくて読みづらいことがよくありますが、
この取扱説明書はしっかりとした日本語が使われていて読みやすかったです。
suaoki s270の出力性能
「suaoki s270」は40500mAh/150whの大容量です。
と言っても、
この数字では分かりづらいですよね。
僕は、ぜんぜん分からなかったです。
40500mAhは、放電量を意味する単位です。
40500mAの機器を、1時間使用できるということを示しています。
これでも、いまいち「ピン」とこないですよね。
次に「Wh」です。150Whは、蓄えることが出来る電力量を意味しています。
150Wの機器を、1時間使用できるということを示しています。
「mAh」よりも、少しだけ分かりやすい気がしますね。
ポータブル電源の性能を判断するのに「mAh」は分かりづらいので気にしないほうが良いです。
ポータブル電源の性能は、「Wh」で考えるようにしましょう。
150Whで使用できる時間の目安を計算しました。
直流から交流への変換効率を「70%」で計算しました。
使用機器 | 消費電力 | 使用できる時間 |
LED照明 | 5W | 21時間 |
小型扇風機 | 弱 10W | 10.5時間 |
強 20W | 5.2時間 | |
電気毛布 | 弱 15W | 7時間 |
中 25W | 4.2時間 | |
強 35W | 2.9時間 | |
小型冷蔵庫 | 40W | 2.6時間 |
表で見てみると、意外と長い時間動かせるのが分かりました。
でも、実際にはどうなんでしょうか。
電気毛布で実際に試した結果
車中泊、停電時や災害時にも役に立ちそうな電気毛布で実際に試してみました。
電気毛布といっても種類がたくさんあり、様々なメーカから発売されています。
今回はポータブル電源で動かすため、なるべく消費電力が小さい電気毛布を選びました。
こちらは、アマゾンや楽天で評価が高い「Sugiyama 電気敷き毛布」です。
![](https://papa-gambaru.com/wp-content/uploads/2021/04/電気毛布-1-1024x1024.jpg)
たくさんの電気毛布があるなかで、「Sugiyamaの電気敷き毛布」だけ、細かく消費電力が表記されていました。
消費電力量(1時間あたり)
強:約31Wh 中:約18Wh 弱:約3Whです。
先ほどの計算からいくと。
suaoki s270が「150Wh」
電気毛布の強で「31Wh」
直流から交流への交換効率「70%」
150Wh ÷ 31Wh x 0.7 = 約3.3時間
計算上は電気毛布の「強」で、約3.3時間動かせる計算になります。
実際にはどうなんでしょうか。
![](https://papa-gambaru.com/wp-content/uploads/2021/04/実験-1024x702.jpg)
実際に使用できた時間は、
電気毛布の「強」で2.8時間でした。
実際に使えた時間で考えると、
直流から交流への交換効率が「60%」ということになります。
では、「強」「中」「弱」を60%で計算します。
電気毛布 | 強 | 31W | 2.8時間 |
中 | 18W | 4.9時間 | |
弱 | 3W | 30時間 |
布団の中に電気毛布を敷いて「強」での長時間使用は少し熱いです。
実際に長時間の使用であれば「中」でちょうど良い感じです。
ポータブル電源 「suaoki s270」
この値段でこれだけのことが出来ればコスパは高い商品だと思います。
まとめ
今回は、趣味や行事などのアウトドアを想定して考えてみました。
アウトドアで使う分には「suaoki s270」は十分な性能だと思いました。
しかし、キャンプなどの連泊になる場合は充電するためのソーラーパネルが必要かと思います。
停電時・災害時などの電源供給で考えると「suaoki s270」では物足りなさを感じます。
もっと大きくて高性能なポータブル電源もしくは発電機が必要になります。
災害はいつ起きるか予測できないものです。
万が一に備えて対策や準備をしておくのも必要かもしれませんね。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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