車のボデーに付いた虫の死骸や鳥のフン。スルッと取れます。元自動車整備士のまめ知識(part 1)

暖かくなってくると、虫や動物たちが活発に動き出します。

そうなると困るのが、ボデーに付く虫の死骸と鳥のフン。

どちらも、触りたくないですよね。

時間が経つと水洗いでは取れなくなってしまいます。

しかし、そのまま放置すると車の塗装にダメージが…。

虫の死骸は酸性です。

鳥のフンは食べ物によりますが多くは酸性です。

この酸が車の塗装を痛めます。

僕はおそそ30年間トヨタのディーラーで自動車整備士をしていました。

虫の死骸や鳥のフンで塗装がダメになった車をたくさん見てきました。

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虫の死骸や鳥のフンの影響

虫の死骸の多くはタンパク質やリン酸といわれる酸性です。

そして、その虫を好んで食べる鳥のフンも酸性になります。

虫の死骸や鳥のフンはボデーにこびり付きます。

タンパク質は固まる性質があるからです。

またリン酸は太陽光で強い酸性に変化します。

この強い酸がボデーの塗装を腐食させます。

虫の死骸や鳥のフンを取る方法

虫の死骸や鳥のフンを溶解する。

溶解する

虫の死骸や鳥のフンに含まれるタンパク質が接着剤のようにボデーにくっつきます。

無理にこすってはがすと塗装がダメージを受けてしまいます。

水やお湯でタンパク質を溶解します。

柔らかくなってから軽くふき取りましょう。

虫の死骸や鳥のフンを分解プラス溶解する。

酸性の成分を分解して除去する方法です。こちらの方が手っ取り早いですね。

分解プラス溶解する

虫の死骸や鳥のフンの多くは酸性です。

この酸性中和するにはアルカリ性が必要です。

弱アルカリ性洗剤を雑巾やティッシュに含ませて酸性の汚れを中和分解します。

分解しながら溶解すると、塗装に負担をかけずに簡単に除去できます。

弱アルカリ性洗剤は家庭用のものでも良いですが、専用のものが多く発売されています。

参考にレビュー件数が多いものを掲載しておきます。

コーティング専門店が発売しているものなので信頼度は高いです。

こんなお手軽な商品もあります。出先でササッと対処が出来ます。

※虫の種類によってアルカリ性の場合もあります。

※鳥のフンも虫と同じようにアルカリ性の場合もあります。

酸性・アルカリ性どちらの場合でも、中和して分解と覚えましょう。

酸性ならアルカリ性で中和して分解

アルカリ性なら酸性で中和して分解

日頃からのお手入れ

車は家に次いで高い買い物といわれています。

大切な愛車は日頃からお手入れをしてあげるのが良いと思います。

ただ、日頃からと言ってもどれぐらいの頻度? となりますよね。

一般的には1ヵ月に一回程度が良いと言われています。

あまり頻繁にやり過ぎると洗車キズがついてしまう場合もあります。

水をかけてすぐに洗い始めると洗車キズの原因になります。

ボデーに付いた砂やほこりを水道水でしっかり飛ばしてから洗いましょう。

弱アルカリ性のカーシャンプーで洗車をすると虫の死骸や鳥のフンが取りやすいです。

参考にレビュー件数が多いものを掲載しておきます。

コーティング専門店が発売しているものなので信頼度は高いです。

洗車後のふき取りはシミになる前に「ササッ」とふき取りが必要です。

大判なので吸水性は抜群です。

価格は少し高いですが、吸水性を実感すると満足できます。

僕が自動車整備士のときに使用していました。

一枚目でざっと水分をふき取り、二枚目で仕上げのふき取りをしていました。

二枚あると便利です。あっという間にふき取りが終わります。

アマゾンがとんでもなく安いですね。今だけですかね。

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ボデーコーティングは効果的

汚れやキズなどからボデーの塗装面を保護するボデーコーティングは効果的です。

ボデーコーティングにはたくさんの種類があり値段もまちまちです。

コーティングの種類によって数千円から数十万円と大きな価格差があります。

種類特徴参考
持続性
参考価格
油脂系
コーティング
従来からあるワックス1ヵ月~5千円
ポリマー系
コーティング
主成分が
フッ素やテフロンなど
ワックスより持続性が
良い
6ヵ月~
  1年
1万円~
   5万円
ガラス系
コーティング
成分にガラス繊維が
入っている
硬いガラス繊維により
耐久性がアップ
2~3年5万円~
  10万円
ガラス
コーティング
主成分はガラス100%
セラミックが登場
するまでは最強だった
3~5年10万円~
  15万円
セラミック
コーティング
セラミック被膜なので
硬く強い
自然劣化しない
酸性雨に強い
コーティングの中では
最強
5~7年15万円~
  25万円
ボデーコーティングの種類と特徴

この様に種類も価格も様々なので、予算に合わせて選ぶのが良いと思います。

日頃からのお手入れとボデーコーティングを合わせれば完璧です。

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まとめ

虫の死骸や鳥のフンは酸性の場合が多い。

タンパク質がボデーにこびりつく原因。

リン酸が太陽光で強い酸性に変化する。

酸性の汚れはアルカリ性で中和して分解すると取りやすい。

日頃からのお手入れとボデーコーティングを合わせて大切な愛車を守る。

今回の豆知識はいかがでしたでしょうか?

車は家に次いで高い買い物です。

大切に長く使えるように愛車を可愛がってくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

元自動車整備士の豆知識はシリーズ化しています。

こちらも見ていただけると嬉しいです。

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